「新60代女子」人生に悔いなし

幾つになっても、ワクワクする気持ちを忘れないでいようと思う。

父の終活に並走した日々(その6)

今日は、高校野球の決勝戦
東邦 VC 習志野 


野球には、特に興味が無いけれど、高校野球だけは別
ひたむきな姿に、心が震える。


人ごみに流されて変わって行く私(変わって行った(笑))
感性を蘇らせてくれる。高校野球セラピー。



父との終活に並走した日々。昨日の続きを書きます。



今週は岐阜と金沢に行って、1週間ぶりに父の所に行った。
妹が先に到着して、父と昼食を始めてくれていた。
今日の父は、顔色も良く、食事もすすんでいる。


遅れてやってきた私の顔を見て、
今日は来てくれたんか。ありがとう!とは、言ってくれないし
笑顔を見せてくれる事はないけれど、
こうして、家族で一緒に食事をする、こんな普通の事が私は嬉しい。
父には、ずっと長生きして欲しい。
こんな普通の幸せがずっと続いてほしい。


食事の後、ユーチューブで昭和歌謡を検索し、父に聴かせてあげた。
父が元気だった頃、カラオケでよく歌った、”北国の春”は
気に入ったのか、ベットの上で正しくリズムを取り、1番の歌詞は、
ほぼ完ぺきに覚えている。
2時間前の事を忘れても、得意だった歌は覚えている。


今日は歌を歌って、きっと父は楽しい時間を過ごせたと思う。
父が楽しいと思ってくれる事、他にもあるはずだ。
記憶を掘り起こしてみれば、きっと見つかるはず。


そういえば、父は若かりし頃、プロレスファンだった。
ジャイアント馬場をTVで釘づけになって観ていた。


ジルバが好きで、ダンスホールに通っていたと、叔父さんから聞いた事がある。


今度は、ユーチューブで、ジャイアント馬場&昭和初期のジルバを調べて
見せてあげようっと。