「新60代女子」人生に悔いなし

幾つになっても、ワクワクする気持ちを忘れないでいようと思う。

父の終活に並走した日々(その8)

雨があがり、良い天気になりました。
もう少し、もう少しだけ 桜を楽しめそうです。


童謡「にじ」
父の病院にお見舞いに行く、車の中で、時々聞きました。
幼稚園や保育所で毎年6月頃に歌われる童謡なんですが、
大人も元気づけられ、気持ちが晴れる。


♪♪ラララ にじがにじが
空にかかって
君と君の 気分もはれて
きっと 明日はいい天気 ♪♪



今日は「にじ」を聞きながら、父の終活に並走した日々(その8)を
書きます。


最近、父と会話していない。 
おはよう。朝ごはん食べた? 以外に
私の今のおもいや、考えを父に伝えていない。
私が話をしても、父は理解できないだろうし、
もし、部分的に少しだけ理解出来たとしても、頭を混乱させることになるかもしれない。
だから、複雑は話はしていない。


でも、でも、なんだか 今日は父と話がしたくなった。
私が父の娘で良かったと心からおもっていること
父の事が大好きで、心から感謝していること
話しだしたら、涙があふれてきた。


父は、私の涙を受けてくれた様に感じた。
普段は、涙もろくなった父だけど、私が泣いているのに
今日の父は、全く涙をこぼさず、
わかっている。わかってるよ。という表情で聞いてくれていた。


私は父と話がしたかった。
父が天国に行ってからでは遅い。
お墓の前で手を合わせて話をしても、遅いんだよ。
父が元気な内に、伝えておけばよかった。って後悔する様な気がした。


だから、今日は父と話が出来て本当に良かった。