「新60代女子」人生に悔いなし

幾つになっても、ワクワクする気持ちを忘れないでいようと思う。

父の終活に並走した日々(その14)父の兄弟に報告

父の弟と妹に、最初に最近の父の状態を説明した。




安心させるだけの理由で、作り話にならない様に、出来るだけ正確に説明した。


叔父さん(父の弟)と叔母さん(父の妹)は、私の説明を聞いて、
そうか、そうか、それなら未だ大丈夫やね。安心したわ。
この間、顔を見に行ったときは、
声を掛けても、まったく反応しないし、顔色も悪かったし、
今年いっぱい持つかと心配になったわ。 と言った。


本心は違う。
本当は、全員が心のどこかに、もう覚悟が出来ている。
さずがに口にしないけど、もう、そんなに長くは無いとみんなが思っている。
安心とか 良かったと、心とは反対の言葉で返してくれる事に、
やっぱり辛かった。


それから、お正月は、家に父を2~3時間でも連れて帰る事にした事も伝えた。
体調を崩すリスクはあるけれど、リスクを承知で、そうしたい事を話すと
叔父さん、叔母さんは、大賛成で
そうしたって。そうしたって。って言ってくれた。


父の兄弟は、年老いてから、特に仲が良く
父の事を心配して、2日に空けず、顔を見に来てくれている。
そんな律儀な兄弟はとても珍しいと思う。


父の事で不安になる気持ちを、叔父さん、叔母さんと共有出来る事が
私の心の支えにもなっている。