「新60代女子」人生に悔いなし

幾つになっても、ワクワクする気持ちを忘れないでいようと思う。

一人暮らしの義母の事。

82歳になる、主人の母は、義父が亡くなってから一人で暮らしている。


実家の近くには、主人の妹家族が住んでいて、義母の事を、
何かと気にかけてくれている。


しかし、昨年、妹が癌になり、現在は抗ガン治療中で、
これまで通りには行かない。
義母も、その事は十分に理解していて、娘の健康を気遣い、
娘に出来るだけ、負担が掛からない様にと頑張ってくれている。


主人は、大学から関西に移り、そのまま私と結婚し、人生の2/3以上を
関西で過ごしているので、すっかり関西に馴染み、地元に帰る計画は今のところない。
(私の事を考えてくれているのも、多分あると思う)


これから先の事を、色々と思い悩むが、
決めるのは、実の息子、実の娘であり、私が口を挟む事では無いと思っている。


実父の終活を振り返ると、結婚して家族になったとは言え、
主人の何気ない一言に、実は以外と傷ついた。
悪気も無いし、深い意味も無い、それ処か私の事を心配してかけてくれた言葉
もあったんだろうけど、理解してくれていないと不満に思った事もあった。


ある日、主人が言った。(彼の名誉の為に、優しい主人が言った)
長生きは嫌やなあ~
健康で無ければ、生きてても迷惑かけるだけ。自分なら、ゴルフが出来なくなったら
もう死んだ方がましや。


私は、今ベットにいる父に、ずっと長生きして貰いたいと思ってるんだよ。
と、やるせない気持ちになった。


長年寄り添った夫婦であれ、自分の発した言葉を、どう受け止め、
どう感じるか。それは意外とわからないものみたい。


だから、義母の事に対して、主人に意見を求められない限り、
何も言わない方が良い。
勿論、他人事にしたい訳では全くなくって、私の意見より、
主人に期待される事を、全力でやればいいんだ。と思っている。


日に日に、一人暮らしが、年々大変になってくる義母。
それでも、住んでるところを離れるのは嫌だと言い切る。
不安を主人に、こぼしながら、
暫くこっちに来たら?と言われて、
未だ、行かなくても大丈夫!頑張れる!と返す義母。


実親であれ、義親であれ、親の終活を見届けるのは、やっぱりキツイ。


天国の父は、私の介護に何点を付けてくれたのだろうか?




今日は午後から、お仕事。
気持ち切り替えて、頑張ろ。